墨象作家　外林省二「筆とともに60年展」

　外林省二が描く墨象には人を引きつける魅力がある。
その作品には運筆の力強さやしなやかさが見てとれ、色とりどりの色彩で描かれており、その立体感は世界の広がりを感じさせる。
　今年の夏に、外林省二氏が3歳で筆を手にして60年を迎えることを記念したイベントが東京・銀座にて開催が決定いたしました。会場では代表的作品な作品、本展に向け描き下ろされた作品などが一堂に展示されます。
外林省二の描く世界をご堪能ください。

師の榊莫山先生からの推薦文より

「外林省二の墨象は、はなやかである。墨だけでもはなやか、色が加われば燦燦たる世界が展開する。
そのはなやかさのなかから、外林省二の詩情がこぼれおちる。
そのユニークさが、外林の作品をきわだたせている。
きっと見る人たちに強い印象を与えることだ、と思う。」

墨象とは

　芸術（アート）としての書道。書道の基本を踏まえた上で、綺麗な字を書くことに拘らず、書道の枠を超えて自由な形で文字を書く。絵や墨の跡、空間を使って表現する。第二次大戦後に興り、昭和30年代以降に盛んになった。

開催概要